元F1ドライバーのロバート・クビサが、19日(水)にイタリアのフランチャコルタ・サーキットでGP3マシンで走行を実施。2011年シーズン直前のラリーでの事故で重傷を負っ以来、6年ぶりにシングルシーターでの走行を行った。ロバート・クビサは、トライデントとともに70周を走り込んだ。「長年、僕が泳いでいた水に戻った感じだ。素晴らしい感覚だったと言わなければならない」とロバート・クビサはコメント。
「長い時間が経ったけど、アスファルトの感触やフィーリングを覚えていたことに驚いた。もちろん、もっとうまくやれることはたくさんあったけどね」「フィジカル面と準備の多くの点で改善できるかもしれないけど、僕の限界は良いポイントにある」「トリッキーなコンディションでのテストだった。フランチャコルタ・サーキットは厄介だし、GP3シングリシーターはパワーステアリングがないけど、このチャンスを得ることができて嬉しいよ」ロバート・クビサは、2011年にF1でロータスをテストして以来、シングルシーターをテストしていなかった。バレンシアではプレシーズンテストのトップに立っている。ラリー事故によって右腕の動きが制限されたことで、ロバート・クビサはグランプリのキャリアを離れ、WRCに転向。最近ではGTレースに復帰していた。今年は、バイコレルとともに2017年のWECにフル参戦する予定だったが、開幕直前にチームを離脱していた。
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