ロバート・クビサが、9月24日(土)〜25日(日)にスパ・フランコルシャンで開催されるルノー・スポール・トロフィーに参戦することが決定した。 ロバート・クビサは、かつてBMWザウバーとルノーで5年間をF1を戦い、将来のワールドチャンピオン候補と評されていた。しかし、2011年のオフシーズンに出場したラリーのレース中に大事故を起こして事故で右腕がほぼ切断されるほどの重傷を負い、結果的にF1キャリアに終止符が打たれた。
ロバート・クビサは、ラリー事故で負った右腕の怪我がF1への復帰を“不可能にした”と明かしている。 ロバート・クビサは、デュケーヌ・エンジニアリングのR.S.01でルノー・スポール・トロフィーに参戦。すでにフランスのアレス・サーキットでシェイクダウンを済ませている。R.S.01の第一印象を質問されたロバート・クビサは「R.S.01の操縦にはすぐに慣れた。アレスのようなツイスティなコースでもすぐに素質を感じたし、特にカーボンディスクからくる減速力がすごいね」とコメント。「コーナーに向かって遅めのブレーキングをかけた時の感じが物凄い。グリップを最大限に生かしてプッシュしていてもボディがロールしない。スパでドライブするのが楽しみだ。クルマが生み出すあらゆるダウンフォースが役に立つはずだ」 スパは、ロバート・クビサが2010年にF1で最後の表彰台を獲得した場所。2008年のF1カナダGPで優勝を成し遂げたこともあるロバート・クビサは、事故以来ラリー界で活躍しつつも、今シーズン序盤にムジェロで開催された12時間耐久レースに参戦していた。
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