ロバート・クビサは、F1に復帰できるなら“全財産をつぎ込む”つもりだと述べた。2011年2月のラリーでの事故により、ロバート・クビサは2年間F1から離れている。ロバート・クビサは、2013年にヨーロッパラリー選手権(ERC)の4ラウンドにロータスをスポンサーに迎えてシトロエンから参戦することを発表した。
しかし、ロバート・クビサは、F1に復帰することが焦点のままであることを明かした。ロバート・クビサは、バルセロナのようなサーキットでF1を戦う準備はできているが、まだ曲がりくねったトラックでレースをすることはできないと感じていると述べた。「F1カーのコックピットに戻れるなら全財産をつぎ込むつもりだ」とロバート・クビサはコメント。「現時点でバルセロナ(でレースをすること)は可能だと思うけど、モナコは可能ではないだろう」「まだF1ドライバーでいたい。でも、実際、1年半前の自分を見れば、誰かがロータス(ERCのスポンサー)、シトロエン、ミシュランとともにヨーロッパラリー選手権とWRCの大きなプログラムを発表することになると話しても、信じなかっただろう」「まだ自分がいた場所に戻りたいと思っている。あそこの全員が僕に会いたいと思ってくれていると思う」「ちょっと不思議な感じだ。ラリーには、僕にラリーを続けて欲しいという人もいるけど、僕はF1から来たんだ。突然、1秒で全ての人生が止まってしまった」「今はわかっているし、ずっとわかっていたことだけど、僕がやりたいことは人生でF1以上のことはないと認めるよ」ロバート・クビサは、シトロエンでERCとWRC2に参戦することを発表する前に、今年始めにメルセデスのDTMカーをテストしていた。ロバート・クビサは、ラリーの方がDTMよりも身体的なチャレンジが大きいことから、DTMへの参戦を却下したと述べた。「DTMは良いチャンスだった。でも、今年やりたいことを考えれたら...ラリーがベストだという決断に至った。(DTMの方が)楽な人生だったと思うし、良い結果を残すチャンスがあったと思うけど、僕にとっては結果が最優先ではない」「今年僕が目指しているのは、身体的な状態を改善することだし、ドライバーとしての自分を改善することだ。ラリーのおかげで多くの新しいことを学べることを期待している。将来のための鍵になるかもしれない」