ヘイキ・コバライネンは、マクラーレンでの2シーズンよりもロータスの方が快適だと認めた。今年からロータスに移籍したヘイキ・コバライネンは、グリッド後方での日々を過ごしているが、不満を抱いてはいないと語る。2008年と2009年にマクラーレンでルイス・ハミルトンのチームメイトを務めていたコバライネンは、昨年後半、マクラーレンが必ずしも平等に扱ってくれてはいなかったと語っていた。
「ロータスは全てが前よりいい感じだよ」とコバライネンはコメント。「マクラーレンにいたときと比べて、今は物事をコントロールしているという感覚が強い」「実際、僕はすべてのレースでどのようなセットアップが必要か100%確信しているし、エンジニアも僕を理解し、信頼してくれている」しかし、コバライネンはマクラーレンに抱いた不満の詳細を語ろうとはしない。「不満を言いたくはないけど、今知っていることを知っていたら多くのことは違っていたかもしれない」ロータスは、2011年もヘイキ・コバライネンとヤルノ・トゥルーリというドライバーラインナップを変えることはないとみられている。ロータスのテクニカルディレクターを務めるマイク・ガスコインは、ロータスは2010年のチュンピオンシップで10位に入り、商業的な利益を獲得することを目指して、経験豊富な2名のドライバーを雇うことに決めたと語る。「スタートでの大きなクラッシュや雨などによって荒れたレースになれば、ヘイキとヤルノは経験不足な和解ドライバーよりもポイントを獲得する可能性が高い」