ヘイキ・コバライネンの2014年のF1復帰に黄色信号が灯っている。キミ・ライコネンの代役として2013年のラスト2戦でロータスのシートに座ったヘイキ・コバライネンは、スピードの一端はみせたものの、最終的には1ポイントも獲得できなかった。「この2レースはベストではなかった。ライコネンの代役にリスクがあるとわかっていたけれど、これほど難しいとは思わなかった」とヘイキ・コバライネンは Turun Sanomat に述べた。
結果的に、ロータスはコンストラクターズ選手権を4位に終え、賞金面でメルセデスやフェラーリに大きく遅れをとった。一時は、2014年のロータスドライバー候補に入ったとも言われていたヘイキ・コバライネンだが、今や契約間近とされていたケータハムのシートも危うくなっている。ケータハムは、賞金を手に出来るコンストラクターズ選手権10位争いでライバルのマルシャに敗れたため、それを補填する収入源を探すことになるかもしれない。ヘイキ・コバライネンは「今のところ、(2014年の)契約はない。いい感じだとしか言えない」と MTV3 にコメント。「ケータハムは今でも僕にとって一番可能性の高い選択肢だ。サインはされていないけれど、ロータスでのラスト2戦が状況をそれほど大きく変えるとは思っていない」キミ・ライコネンの代役を務めらなかったことに不満を抱いているロータスリザーブドライバー、ダビデ・バルセッキは、オースティンとブラジルがチームの選択ミスを証明したと考えている。「コバライネンの経験より僕のハートとモチベーションを選んだ方がいいとチームに言った」とダビデ・バルセッキは自身のTwitterに投稿。「彼らがそうしなかったのは本当に残念だ」
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