ヘイキ・コバライネンが、資金問題でシート喪失の危機とされるルイス・ラジアと交代するためにマルシャと交渉していると報じられている。2013年のマルシャのドライバーとして発表されたルイス・ラジアだが、資金問題により、バルセロナ以降のプレシーズンには姿を見せていない。フィンランドの放送局 MTV3 は、複数の信頼できる関係者のコメントとして、ヘイキ・コバライネンがマックス・チルトンのチームメイトとして交渉を行っていると報道。その他のメディアも同様の報道を行っている。
「確定するまで確実なことはない。だが、議論が行われているのは事実だ」と MTV3 の解説者を務めるオスカリ・サアリは述べた。オスカリ・サアリはヘイキ・コバライネンが土曜日にマルシャ MR02をテストすることは“かなり可能性のある”ことだと付け加えた。イギリスの Sky は、ヘイキ・コバライネンがすでいマルシャのファクトリーでシート合わせを済ませており、2013年に無給でレースを申し出ていると報じている。ヘイキ・コバライネンの他にもナレイン・カーティケヤンとジュール・ビアンキがシート候補に挙げられている。一方、ヴィタリー・ペトロフのマネージャーを務めるオクサナ・コサチェンコは木曜日にバルセロナのパドックに姿をみせたことで、ロシアのチームとドライバーのラインナップという噂が広まった。だが、オクサナ・コサチャンコは「我々はすでにチームにロシアの存在が減少しているのを見ています」と f1news.ru にコメント。「チームに所属していたロシア人はほとんどいなくなりました」「ニコライ。フォメンコは、レースに行かなくなりました。ロシア人は実質的にオーナーでライセンス所有者なだけです」「今年、ヴォタリーがF1にいることはないでしょう」