ヘイキ・コバライネンのマネジメントがマラネロに呼ばれたとフィンランドの MTV3 が報じている。 フェラーリのルカ・ディ・モンテゼモーロ会長は、フェリペ・マッサの後任として噂されているセルジオ・ペレスを経験不足を理由に除外する発言をしたばかり。ヘイキ・コバライネンは、ルノーやマクラーレンではそれほど目立った活躍はできなかったものの、ケータハムに加入してからの3年で評価が見直され、ドライバーマーケットで売り出し中だ。
フィンランド放送局 MTV3 によると、ヘイキ・コバライネンの代理人を務めるIMGワールドワイド(IMG Worldwide)が来週、マラネロに飛ぶという。一方では、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグがフェリペ・マッサの後任に納まる可能性が高いともされている。しかし、経験を重視するルカ・ディ・モンテゼモーロの発言を考えると、25歳のニコ・ヒュルケンベルグも経験面ではセルジオ・ペレスよりわずかに多いという程度。フェラーリのスポークスマンは「会長の(経験についての)話を他のドライバーに当てはめてはならない」と O Estado de Sao Paulo にコメント。「彼(モンテゼモーロ)はペレスについて尋ねられたのであり、その返答は彼に対してだけのものだ」 同紙は2007年にフェラーリでタイトルを取ったキミ・ライコネンが候補という説も疑わしいと述べている。 「フェラーリはない。キミがあそこへ行くことはない」とキミ・ライコネンに近い人物の証言を伝えた。
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