桜井孝太郎は、GP3シリーズ、第11戦&12戦ハンガリー・ラウンドを欠場することになった。桜井孝太郎は、前戦ドイツ・ラウンドもスポンサー問題で欠場している。桜井孝太郎のマネジメントを担当する町田英明は「スポンサーさんとの問題が解決に至らず、マクラーレンでF1テストをした経験もある、ベテランのウィリアムソン選手が継続参戦となりました」と自身のブログで述べた。
「日本では弁護士さんが頑張って問題解決に臨んでくれたのですが、再びタイムオーバー。個人的には、いても立ってもいられない気分です」しかし、ステイタスGPは、桜井孝太郎を走らせたいことで意見が一致していたとし、「連続欠場ではありますが、チーム側との問題や軋轢は全然なく、チームには相変わらず日常的に顔を出しています」とチームとの関係は問題ないことを強調。ただし、ステイタスGPとの契約上、翌週に参戦を予定していたイギリスF3選手権スネッタートンへの参戦も見合わせることになったという。今回の欠場により、桜井孝太郎が残り全戦優勝してもチャンピオンの可能性はなくなった。「頭を切り換えて、来シーズンのための準備期間としての今シーズン後半戦を考えることにしました」と町田英明はコメント。「まだ正式には発表できませんが、後半戦はいくつかの他のカテゴリーのレースに参戦しようと交渉を開始しています。もちろんGP3参戦は最重要事項です」