F1韓国GPのサーキットを設計したヘルマン・ティルケは、週末を通して韓国インターナショナルサーキットの路面が剥がれることはないと確信している。韓国サーキットの路面の最上層は最近敷かれたばかりで、路面にはまだオイルが滲み出ている。新しい路面が崩壊してレースが延期された1985年のF1ベルギーGPの二の舞になるのではないかと懸念されている。
しかし、韓国インターナショナルサーキットのレイアウトを設計したヘルマン・ティルケは、路面の強度については心配していないと述べた。「序盤はほとんどグリップしないかもしれない。しかし、彼らは世界で最高のドライバー達であり、それに対処しなければならない」とアスファルトを敷くための機械と専門知識を提供したヘルマン・ティルケはDPA通信にコメント。「序盤は非常に滑りやすいだろう。だが、トラックは日曜日まで毎秒ごとに速くなるだろう」マクラーレンのチーフエンジニアを務めるフィル・プリューも、路面については心配していないようだ。「今朝サーキットを歩いたが、路面はそれほど悪くはなかった」「特に足元がベタついたりはしていなかったし、全体的にスムーズで、しっかりと敷かれており、一貫性があったと言っていいだろう」