F1韓国GPの主催者は、2012年のイベント運営で約29億円以上の赤字だったことを発表した。2010年にF1カレンダーに加わったF1韓国GPは、初年度に5000万ドル(約41億円)の赤字を計上。今年の営業損失は394億ウォン(約29億9000万円)だった。昨年、F1韓国GPの代表は、イベントをカレンダーに留めるためにグランプリ契約の再交渉を求めていると述べていた。
F1韓国GPは7年契約を結んでおり、2013年は10月に第15戦として開催される予定となっている。しかし、主催者側は、長い目で見ていけばF1韓国GPは生き延びると確信している。「この赤字が来年どのような影響を及ぼすかはわからない」とF1韓国GPの主催者は Reuters にコメント。「営業損失に関しては多くの懸念があるが、3年連続の赤字は、短期的影響に過ぎない」「長期的には、F1は我が国にそれ以上の利益をもたらすだろう。将来、韓国の自動車産業への道を開くだけでなく、新しい産業の発展にも役立つ」