F1韓国GPの主催者は、2011年のF1観戦チケットの料金を大幅に値下げすることを明らかにした。昨年初開催されたF1韓国GPだが、サーキット建設が遅れ、レース開催が承認されたのはわずか2週間前。サーキットは13万5,000人を収容できるが、決勝レースに訪れた観客数は8万人、3日間の観客動員数は16万8,000人だった。
またチケットセールスの不調を補うために何千枚もの無料チケットが配布されたとされ、多くのファンが入場できないという問題もあり、1月にはチョン・ユンチョCEOが解雇された。そこでF1韓国GPの主催者は、2011年のチケットの平均価格を46万ウォン(約3万3,500円)から31万5,000ウォン(約2万3,000円)に引き下げることに決定。最も安いチケットは8万7,000ウォン(約6,300円)で購入することができ、早くから関心を高めるために5月中は50%引でチケットを販売するという。韓国GP組織員会のパク・ジュンヨン会長は「今年はチケット販売、広告、その他の分野を改善するべく努力する」とコメント。「サーキット建設とチケット料金について問題があったことを認識している。モータースポーツを我々の娯楽産業の重要な一部として発展させられるように全力を尽くしていくつもりだ」F1韓国GPが、FIAから2010年のベストプロモーター賞として表彰されている。
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