クリスチャン・クリエンは、2011年にF1での役割を確保するためにプッシュし続けると誓った。クリスチャン・クリエンは、ヴィタントニオ・リウッツィとヒスパニア・レーシングの最後のレースシートを争っていたが、9日(水)にチームはヴィタントニオ・リウッツィとの契約を発表した。昨年ヒスパニア・レーシングで数レースに参戦したクリエンは、シートを獲得できなかったことに落胆していることを認めた。
「でも、前を向いて進んでいかなければならない」とクリスチャン・クリエンはコメント。「以前も言ったように、F1はまだ目標だし、レースシートがうまくいかない場合は、再びすぐにF1レースで走るという明確な視点でサードドライバーの役割を求めていく」「F1キャリアで最もハッピーな一日とは言えないけど、全てが終わったわけではない」ヴィタントニオ・リウッツィは、自分はペイドライバーではないと主張していたが、クリエンのマネージャーを務めるのロマン・ルンメニゲは、ヒスパニア・レーシングの2人目のドライバー選定には“財政的な面”もあったことを示唆した。「我々は、現在の国際的な経済情勢のなかではかなりチャレンジングだが、魅力的なスポンサーシップ・パッケージを作成するために冬の間ずっと懸命に取り組んできた」「われわれは、昨日までコリン・コレス博士と非常に詳細な交渉をしていた。最終的に、我々の努力はメルボルンのグリッドに並ぶには十分ではなかった」関連:ヒスパニア・レーシング、ヴィタントニオ・リウッツィの起用を発表