佐藤公哉が、2014年 GP2シリーズ 開幕戦バーレーンへの意気込みを語った。佐藤公哉(カンポス・レーシング・ドライバー)「アラブ首長国連邦のヤス・マリーナ・サーキットとバーレーン王国のバーレーン国際サーキットで各3日間、合計6日間の公式合同テストを終えたいま、僕はGP2シリーズ第1大会をワクワクしながら待っています」
「正直に言えば、公式合同テスト前には不安もありました。ライバルの多くはGP2経験が豊富で、今季で5シーズン目というベテランも居ます。たしかにGP2のルーキーも8、9人は居ますが、僕を含めた2、3人以外はすでに昨年11月にヤス・マリーナ・サーキットで実施されたテストで走り込んでいました。スタートで大きく出遅れている僕が、どれだけのパフォーマンスを公式合同テストで見せられるのか?」「結論を先に言えば、この激戦区で自分がまったく通用しないドライバーではないと思えました。僕を含めて多くのライバルが予選を想定して臨んだセッションでも、クルマにトラブルが発生しなければおおよそ中位のベストタイムを記録できました。ヤス・マリーナ・サーキットでの2日目午前は4番手、2日目総合でも6番手でした。2回のテストとも2、3日目の午後はレースシミュレーションに徹したためベストタイムこそ下位に留まりましたが、実際にレースで遭遇するだろう状況を見越したテストメニューをしっかりとこなせました。初めてのGP2にまだまだ未知の部分はありますが、目前の初陣をいちばん楽しみに待っているのは僕でしょう」2014 GP2シリーズ第1大会 バーレーン開催地:バーレーン国際サーキット(一周:5.412km)開催日:2014年4月4日(金)〜6日(日)練習/4月4日12:00〜12:45(45分間)予選/4月4日20:00〜20:30(30分間)決勝/4月5日13:10〜(レース1、32周=173.184km) 4月6日14:15〜(レース2、23周=124.476km)※日時はいずれも現地時間