佐藤公哉は、AUTO GP第6大会ニュルブルクリンクのレース2で優勝。チャンピオンシップのリードを大きく広げた。リバースグリッドでチャンピオンシップを争うセルジオ・カンパーナの後ろでスタートした佐藤公哉は、再びカンパーナとの激しいバトルを強いられる。だが、12周目にセルジオ・カンパーナがターン2で前のドライバーを抜こうとしてアウトサイドに動いた際、佐藤公哉はインサイドをつき、ターン3で両方のドライバーを追い抜いて首位に浮上。
そこからは圧倒的なペースを発揮し、2位に8.5秒差をつけて今季4勝目を挙げた。セルジオ・カンパーナは4位だった。今回の優勝で、佐藤公哉はチャンピオンシップのリードを13ポイント差まで広げた。「昨日と同じような展開だと思いましたし、走りにはあまり満足していませんでした」と佐藤公哉はコメント。「ピットストレートでセルジオがかなり遅めに動いてきて、僕のフロントウイングに接触しました。ストレートでブレーキをかけなければなりませんでした」「とにかく、僕のプランは、セルジオの前でフィニッシュするために最大限にプッシュすることでしたし、僕たちはレースに勝ったので、良い週末でした」