ケビン・マグヌッセンは、ハースF1チームとの契約が更新されないとのニュースを受け、2025年2025年のF1シートを他のチームで探すつもりだと述べた。ハンガリーGP前日の木曜日、ケビン・マグヌッセンとハースF1チームは、2度の契約期間にまたがる7シーズンを共に過ごした後、2024年末に別々の道を歩むことが発表された。
ハースF1チームは、2025年に英国人ドライバーのオリバー・ベアマンとチームで組むドライバーをまだ発表していない。ケビン・マグヌッセンの現在のチームメイトであるニコ・ヒュルケンベルグも、今シーズン初めに2025年にザウバーに移籍すると発表している。ハースF1チームの代表である小松礼雄がケヴィン・マグヌッセンの退団発表の声明で「特別な関係」について語り、マグヌッセンは「何らかの形で」引き続き協力する可能性があるとしたにもかかわらず、マグヌッセンは、メルセデス、アルピーヌ、ウィリアムズなどのチームに空席がある中、2025年のF1シートを他のチームで狙っていることを認めた「現時点では、来年のF1ではまだ多くのシートが空いていると思う」とケビン・マグヌッセンは語った。「状況は流動的だから、最善の策は良いレースをすることだ。つまり、空いているシートを狙い続けることだ」「もちろん、他のF1チームで働いている間はハースで働くことはできない」と小松礼雄のコメントについてケビン・マグヌッセンは付け加えた。「でも、それを聞けてうれしいよ。彼は僕がチームに貢献したことを感謝しており、ある意味でチームにとどまってほしいと思っている。もちろん、状況さえ許せば、僕もそうするつもりだ」「率直に言って、それは本当に前向きで、とても自然な道筋だと思う。もちろん、それは僕がF1でレースをしていない場合に限られるけどね」ケビン・マグヌッセン、2025年に向けてグリッド上の他のシートを視野に入れている。一方、ライバルチームにとって魅力的な候補となる能力について尋ねられたケビン・マグヌッセンは「グリッドには経験豊富なドライバーが数人しか残っていないと思う」と答えた。「他のチームはもちろんルーキーを起用することもできるけど、経験豊富なドライバー、実績のあるドライバーを望むのであれば、その候補は数人しかいないと思うので、どうなるか見てみよう」「今シーズンに集中し、少し我慢するつもりだ。カルロス(サインツ)が決断を下す必要があるし、それから…、他のチームが焦ってとにかく手を打つかもしれない。でも、最善の策は良いレースをすることだ」情報筋によると、現在アルピーヌのドライバーであるエステバン・オコンがハースF1チームでケビン・マグヌッセンの後任として最も有力な候補だという。しかし、何が起ころうとも、マグヌッセンによれば、2017年に初めてレースに出場したハースF1チームで旅を続けないことが分かったプロセスは「非常に透明性のある」ものだったという。「とてもオープンな話し合いだったし、とても透明性があったと思う」とマグヌッセンは語った。「アヤオはとても誠実な男で、このチームには最初からそういうところがあると思う。だから、このプロセスはとても良かったし、非常に健全で。少なくとも正直だったと思う」