ハースF1チームのドライバーであるケビン・マグヌッセンは、今週末のバクーで2回の予選が行われることで、F1ドライバーは「より楽しく」なると考えている。F1委員会は火曜日にジュネーブで会合を開き、今週末のバクーとそれ以降に、スプリントレースと独自の予選セッションを設けるというF1 CEOのステファノ・ドメニカリの提案に各チームが全会一致で投票した。
新しい予選は「スプリントシュートアウト」と呼ばれ、ドライバーにはQ1で12分、Q2で10分、Q3で8分の時間が与えられる。ケビン・マグヌッセンは「予選が2回行われるのは、スプリントでもう少し頑張れるという意味でいいアイデアだと思う」と語った。「完走できなくても、日曜日のレースでは最後尾からスタートしなければならないという追加のペナルティはない。もちろん、完走したいけどね」「リスクを冒しても、リスクとリターンの比では、もう少しリターンがある。それはショーにとっても、僕たちドライバーにとっても良いことであり、より楽しいことだ」」マグヌッセンは昨年のスプリントレースで、エミリア・ロマーニャとサンパウロで8位(衝撃の初ポールポジション)、オーストリアで7位となり、それぞれポイントを獲得している。「毎回ポイントを獲得できたことに特別な理由はないと思うけど、もちろん、この連勝を続けられるようにしたいし、それが目標だ」とマグヌッセンは語った。「今のところマシンのペースはいいと思うし、スプリントでもレースでもそれを生かせればいいと思う」F1委員会はまた、1シーズンに使用できるパワーユニットの数を3基から4基に増やすことを決定し、即日施行した。