ハースF1チームのドライバーであるケビン・マグヌッセンは、父親のヤン・マグヌッセンと親子タッグを組んで参戦したガルフ12時間レースで7位フィニッシュを果たした。F1アブダビGPの舞台であるヤス・マリーナ・サーキットで開催されたガルフ12時間レースで、ケビン・マグヌッセンとヤン・マグヌッセンは、MDKモータースポーツからフェラーリ488GT3で参戦。
予選で34台のフィールドで15番グリッドを確保した後、マグヌッセン親子と、彼らのアメリカ人のチームメイトであるマーク・クヴァンメは、7位まで順位を上げ、首位から2周遅れでフィニッシュした。「このように週末を父と過ごすことができて最高だった。とても楽しかった」とケビン・マグヌッセンはレース後に語った。「僕たちは一生でずっとレースについて話してきたけど、これを行ったことで、さらに深いレベルで話ができるし、本当にクールだ」このイベントは、フランコルシャンモーターズが運営するフェラーリ488GT3を駆るF1経験を持つアントニオ・フォコとジェームス・カラド、そしてアレッサンドロ・ピア・グイディが優勝した。アントニオ・フォコは、フェラーリ・ドライバー・アカデミーの元メンバーであり、2015年にオーストリアで行われた2日間のテストと、2020年と2021年にアブダビで開催されたヤングドライバーテストに参加した。一方、ジェームス・カラドは、シルバーストーンでのヤングドライバーズテストにも参加した後、2013年にフォース・インディアのサードドライバーを務めた。ケビン・マグヌッセン、ヤン・マグヌッセン、マーク・クヴァンメは、F1プレシーズンテストが始まる1か月前の1月28~29日の週末に行われるデイトナ24時間レースで、来年初めに再びチームを組む予定となっている。