ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは、F1スペインGPでルイス・ハミルトンと接触した際に『彼は自分が何をしているのか分かっていた』と無線で批判したが、それは「冷静さを失っていた」ことで出た言葉だと釈明した。8番グリッドから好スタートを切ったケビン・マグヌッセンは、オープニングラップのターン4でルイス・ハミルトンをオーバーテイクしようとしたが、両者は接触して、マグヌッセンはグラベルに弾き出された。
ルイス・ハミルトンは、タイヤがパンクしてピットインを余儀なくされ、フィールドの最後尾まで順位を下げた。ケビン・マグヌッセンは残りのレースを下位3位で走行し、ポイント争いの希望は絶たれた。衝突の直後、ケビン・マグヌッセンは、チームラジオでエンジニア『ルイスは自分がそこで何をしているのか知っていて僕にぶつかってきた』と語った。スチュワードはインシデントに気付いたが、それ以上の調査を開始する必要はないと考えた。レース後、ルイス・ハミルトンに対するそのコメントの意味を質問されたケビン・マグヌッセンは「何もない」と述べた。「冷静さを失っていただけだ」とケビン・マグヌッセンは説明した。「思ったことを口に出して、そこから進んで、調べると、異なるストーリーというのはよくあることだ」ケビン・マグヌッセンは、レース後のそのインタビュー時にはルイス・ハミルトンとのインシデントをまだ観ていないとし、衝突を引き起こしたのは誰のせいなのかわからなかったと語った。「冷静さを失って腹を立てしまうものだけど、もう一度見て、何が起こるかを見て、次に進んでいくつもりだ」とケビン・マグヌッセンは語った。ルイス・ハミルトンは、コーナーで「通常のライン上」にいたとし、ケビン・マグヌッセンが「どこからともなく出てきて、僕にぶつかった」と感じている。「彼は後ろから来て、僕の車の側面にぶつかった」とルイス・ハミルトンは語った。「僕はそれについて何も言うことができない。そういうものだ」ケビン・マグヌッセンは、ハースF1チームが「ポイントを獲得するために多くの車よりも速い車を持っていた」が、バルセロナにアップデートをもたらさなかったにもかかわらず、常にうまく機能したという事実に勇気づけられたと語る。「今週末はクルマのペースが良かった」とケビン・マグヌッセンは語った。「ほとんどの人がアップグレードを持ってきたにもかかわらず、僕たちは彼らについていくことができた。モナコに引き継ぐ多くのポジティブなことがある」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿
全文を読む