ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは、2022年F1開幕戦バーレーングランプリを終え、ハースVF-22に重大な弱点の兆候は見られていないと語る。レース週末の前週の水曜日にハースF1チームへの復帰は発表されたケビン・マグヌッセンだが、予選を7番手で通過し、決勝ではチームにとって2018年以来のべ素リザルトとなる5位入賞を果たしてカムバック週末は最高潮に達した。
ハースF1チームのペースはミック・シューマッハによっても強化されている。予選ではミスを犯してQ2で敗退したシューマッハは、決勝でもオープニングラップでエステバン・オコン(アルピーヌ)との接触でスピンを喫したが、入賞まであと1つとなる11位でレースを終えている。「今週末は車から多くのことを学んだけど、現時点ではまだ車の長所と短所について何も言うことは難しい」とケビン・マグヌッセンは語った。「運転していて大きな弱点があるようには感じられなかった。さまざまなスピードでバランスが取れている。でも、他の車が僕たちよりもさらにバランスが取れているのか、またグリップが優れているのかは分からない」ハースF1チームの代表であるギュンター・シュタイナーは「車はどこでも競争力があるはずだ。競争力が場所もあれば、場所によっては競争力がないはずところもあるだろうが、それは誰にとっても同じだ」と概説する。ハースF1チームは、ケビン・マグヌッセンの活躍によって10ポイントを獲得し、コンストラクターズチャンピオンシップ3位で今週末のサウジアラビアグランプリの開催地であるジェッダに向う。「我々は車のスピードを見たと思うし、それらはアップグレードが始まるまで同じようになるだろう」とギュンター・シュタイナーは語った。「しかし、誰もがどこにいるのかを知るために、ストリート・サーキットを含むさらにいくつかのレースを待つ必要がある。レッドブルは前回のレースを終えなかったが、今後は終えるだろう」