ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは、2022年F1開幕戦バーレーングランプリの予選で7番グリッドを獲得した。3月9日(水)に電撃復帰から発表されてから10日しか経っていないケビン・マグヌッセンが衝撃のパフォーマンスを披露した。昨年は最下位だったハースF1チームだが、フェラーリの“コピー”と警戒されるマシンの実力は本物だった。
Q2で小さな油圧の問題に見舞われたケビン・マグヌッセンだったが、Q2とQ3を1セットのタイヤでパフォーマンスを発揮。トップから1.250秒差の7番手タイムしてハースF1チームに2019年のブラジルGP以来となる3年ぶりの予選Q3進出をもたらし、復帰のチャンスを与えてくれたチームに応えた。「クレイジーだ。これ以上の結果は望めない。言葉にならない」とケビン・マグヌッセンはコメント。「ここ数週間は正気とは思えないものだった。ここに来て、車について学び、かなり良い車かもしれないと思っていたし、実際にどれくらい良いかを見るのに今回の予選についてかなり心配していたけど、本当に良いことが判明した」「1セットのタイヤでQ3に到達した。Q2では1セットしか走らなかった。最初の走りの後、4番手くらいにいたと思うし、最終的に7番手になった。その後、修正に時間がかかる問題が発生したため、Q3でも1回しか走らなかったけど、それでも7番手を獲得できた。。とにかくかなりクールだし、スタートするのが待ち切れない」