ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは、2020年のチームメイトとしてロマン・グロージャンを選択したチームの決断を支持。2020年はチームにとってはるかに良いシーズンになることを望んでいると語る。ハースF1チームは、元タイトルスポンサーのリッチエナジーと不要な問題を含め、予想外に苦しいシーズンを送っている。
リッチエナジーは、ハースF1チームに以前として問題を引き起こしており、公式Twitterでチームが“南アフリカの投資企業”とチーム売却について“交渉中”であると明かしている。さらに深刻なのはピレリの2019年タイヤへの対応。予選では速さを見せても、レースペースでは悲惨なほどにペース不足を露呈している。だが、ケビン・マグヌッセンは「タイヤのせいではない」とシンガポールでコメント。「あまり良いとは言えないけど、他チームも同じタイヤを使っているわけだし、彼らは僕たちよりもタイヤから多くを引き出すことができている」ハースF1チームは、開幕戦時の空力パッケージに戻すなど、大々的に実験を繰り返していたが、ケビン・マグヌッセンはようやく進歩の兆しが見えてきていると語る。「僕たちは問題への理解にはるかに近づいている。来年は大きく変わるはずだ」 Auto Motor und Sport は、最近、レーシングポイントが、ピレリが2020年タイヤの確定のための最終期限を延長しようとしていることに反対したと報じている。「我々は9月にメルセデスとの最終テストのみを計画していたが、まだ構造に取り組まなければならないのであれば、それだけでは不十分だ」とピレリのF1責任者を務めるマリオ・イゾラはコメント。最終的にFIA会長のジャン・トッドが、安全性の観点からピレリが追加で開発時間を確保できるように介入したとされている。ケビン・マグヌッセンに話を戻すと、チームが2020年のチームメイトにニコ・ヒュルケンベルグではなく、ロマン・グロージャンを継続したことは正しい決断だったと考えている。「継続性が提供されることは良いことだと思う」とケビン・マグヌッセンは Ekstra Bladet はコメント。「信じてもらえないかもしれないけど、ロマンと僕は本当にうまく仕事をしている。特に今の僕たちのような困難な状況にいるときは、その継続性は役立つ」
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