ケビン・マグヌッセンは、ハースF1チームが予選でレッドブル・ホンダに挑戦できているのは“クレイジー”なことであり、レースで匹敵する方法を見つけたいと語る。ハースF1チームは、予選では好パフォーマンスを発揮しているものの、レースペースとなると急速に悪化する状況が続いている。
その原因を解明するためにF1イギリスGPではロマン・グロージャンが開幕戦仕様のパッケージに戻したが、オープニングラップでの同士討ちによって重要なデータ収集の機会を失った。二人のドライバーは、VF-19の最大の問題としてグリップ不足を主張。ケビン・マグヌッセンは、予選では“可能であるはずではない”ことをできているのでさらにフラストレーションを感じていると語る。「今シーズン、僕たちは予選でクルマに本当に大きなポテンシャルを発揮しているのに、レースでそのポテンシャルをまったく引き出せいていなのでよりタフだ」とケビン・マグヌッセンは Crash.net にコメント。「ポテンシャリを目にしているのでさらにイライラする。今はまだポイントを獲得していないけど、予選で僕たちが得ているポジションは驚くべきことだ。皆さんがこのチームの一員で内側から見れていれば、我々が予選ペースでレッドブル・ホンダに挑戦することなどできないはずだ。可能なはずがない」「僕たちがそのようなビッグチームと比較して対処していることを見れば、僕たちが彼らに挑戦することできているなんてクレイジーだ。我々はレースでそれができないことに失望している。でも、その原因を見つけるための方法はあるはずだ。我々はそれに取り組んでいる」ケビン・マグヌッセン、はチームの規模がそれを阻んでいると考えている。「チームはとてもうまく機能していると思う。僕たちには時間ともっと多くの人員が必要だけど、それは実現できていない。僕たちはそれらのどちらも持っていない」とケビン・マグヌッセンは認める。「彼らがしている仕事はとても良いと思う。100人が問題を調べるよりも1000人でやる方が簡単だ。僕たちはそれさえない。200人全員がエンジニアというわけではない。今すぐ解決するのは難しい問題だ。でも、時間が経てばできると確信している。」また、ケビン・マグヌッセン、ハースのF1における長期的なパフォーマンスに懸念は抱いていないと語る。「心配はしていない」とケビン・マグヌッセンはコメント。「僕たちがこの種の問題、タイヤ問題に直面し、他チームが解決できる問題に直面しているのは不幸に感じている」「僕たちは最も弱い部分に直面したに過ぎないと思っているし、多分それは変わるだろう。最終的には解決できると思っている」