ケビン・マグヌッセンの父親とマネージャーは、マグヌッセンのルノーでのF1復帰についてコメントすることを拒否している。最近、マクラーレンを放出されたケビン・マグヌッセンが、パストール・マルドナドに代わって新生ルノーのドライバーを務めることになりそうだと報じられた。ルノーとパストール・マルドナドのスポンサーを務めるPDVSAは、過去数週間にわたって交渉を行ってきた。一方で、ケビン・マグヌッセンがルノーの本拠地を訪れたことが報じられている。
関係者は、2月3日にパリで行われる新生ルノーの記者発表会でケビン・マグヌッセンとの契約が発表されるとしている。しかし、デンマーク出身のドライバーであるジェイソン・ワットは、単にメディアを通してルノーとPDVSAとの交渉が繰り広げられているだけかもしれないと警告する。「ケビンは、マルドナドの支払いをアップさせるためにルノーに餌として使われているだけかもしれない」とジェイソン・ワットは Ekstra Bladet に述べた。ケビン・マグヌッセンのマネージャーを務めるドゥールト・リースは、デンマークのテレビ局 TV2 の取材を拒否。タブロイド紙の BT もケビン・マグヌッセンの父親であるヤン・マグヌッセンと連絡をとることに失敗している。デンマーク出身の元ドライバー、ジョンニールセンは、ケビン・マグヌッセンのルノーへの移籍は良いニュースになるだろうと語る。「彼がジョリオン・パーマーより速いのは間違いないと思う」「2017年はシートが3〜4つしか空かないかもしれないので、今F1のシートを獲得しておくことがかなり重要だ。それに、彼には次世代がやってくるまえに2〜3年のウィンドウしかない」「ルノーが2016年に勝つことはないだろう。だが、彼らが2017年に強いチームになるのは確実だろう。なので、ルノーは移籍するには良い場所だ」