ケビン・マグヌッセンは、2016年のF1シート獲得を諦めていない。マクラーレンを離れたケビン・マグヌッセンは、来月、ポルシェのLMP1カーをテストする。「本当に楽しみにしている」とケビン・マグヌッセンは TV2 に述べた。
「レースカーを走らせてから長く空いているし、走れるのは悪いことではない」2016年はル・マン・24時間レースとアゼルバイジャンでのF1の日程が重なったことは、ケビン・マグヌッセンが、ニコ・ヒュルケンベルグの後任としてポルシェのル・マンのシート獲得の後押しになるかもしれない。ケビン・マグヌッセンは「3台目のクルマに空席ができるかもしれないので、ポルシェは僕にテストをオファーした。保証はないけど、彼らは必要とするなかでベストなドライバーを獲得しようとしている」と認める。ポルシェは、来月、ケビン・マグヌッセンととおに、オリバー・ターベイとミッチ・エバンスもテストする。テストが実質的なシュートアウトになるかと質問されたケビン・マグヌッセンは「他のドライバーと一緒にテストするときは常にそうだ」とコメント。「ベストを尽くすつもりだし、僕がシートを獲得するべきだと彼らに納得させたい」だが、F1の夢は捨てたのかと質問されたケビン・マグヌッセンは「いいや。F1は子供の頃からの夢だし、それを捨てるのはとても難しい」とコメント。「まだ、そこにあるオプションに取り組んでいる。多くはないけど、人々はどのシートがまだ空席かをわかっていると思う。もちろん、僕たちはそれに取り組んでいる」「でも、状況を評価しなければならないし、何がベストかを見極めなければならない。ちょっと厳しい決断になるだろうね。でも、幸いにも、今すぐに決定する必要はない」ケビン・マグヌッセンは、マクラーレンを離れることに悪い感情はないと述べ、単に自分には“空席がなかった”と認めた。「マクラーレンには本当に良いドライバーが二人いる。二人ともワールドチャンピオンだし、彼らは来年も彼らをキープしたい」「シーズンの初期の頃から、テスト兼リザーブドライバーとしてもう一年契約することに関心はないと言ってきた。ただ、チーム内に僕のためのスペースがなかったんだ」「来年またレースをしたい。それ以外に興味はない」「マクラーレンを去るのは複雑な気持ちだけど、僕は本当にまたレースがしたいし、それは他のすべてを覆うほどだ。次に進む時間だ」現在、唯一空席があるのはマノーだけとみられているが、シート獲得には1000万ドルが必要だとされている。だが、ケビン・マグヌッセンは、ポルシェも含めて、全ての可能性を諦めていないと語る。「最終期限はない。唯一の最終期限は2016年のメルボルンでの開幕戦だ」とケビン・マグヌッセンは述べた。「もちろん、出来る限り早く知りたいものだけど、F1はいつもそんな感じなのは僕も十分に知っている」
全文を読む