小林可夢偉が、トヨタから参戦するFIA世界耐久選手権(WEC)スーパーシーズンへの意気込みを語った。今期、小林可夢偉は、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスとともにTS050 HYBRID #7号車をドライブ。トヨタが未だ成し遂げていないル・マン24時間レースでの勝利を目指す。
今シーズンに臨むTS050 HYBRIDは、最大1000馬力を誇るハイブリッド・パワートレーンの信頼性の向上と、更なる燃料規制に挑戦すべく、改良されたが、それ以外の部分は、3連勝でシーズンを締めくくった2017年仕様と大きな変化はない。「今年の車両は、昨年と比べて大きな変更はありません。ですので、その戦闘力も、性能や信頼性の面でも素性はよく分かっています」と小林可夢偉はコメント。「去年、我々は多くを学びました。今年は何をしなければいけないかよく分かっています。また、それが自信にも繋がっています。目標は、皆でル・マンに勝利すること、そしてチャンピオンの獲得」「しかし、ル・マンだけは本当に別格なレースです。このレースをものにするためには、想像を絶する仕事をしなくてはいけないんです。シーズン開幕前のテストはとても順調で、改めて車両の性能を確認することが出来ました。素晴らしいシーズンを迎える準備が整ったと信じています」