小林可夢偉が、スーパーフォーミュラ 第5戦 岡山のレース週末を振り返った。オートポリスと代替戦として実際された今大会は2レース制として実施。10日(土)に全車両走行による予選と30周で争われる第1レース、11日(日)はノックアウト方式の予選と51周で争われる第2レースというフォーマットが採用された。
第1レース。朝のフリー走行では一時トップ、最終的にも2番手となる1分14秒454をマークした小林可夢偉は予選でも上位進出が見込まれた。しかしながら、まだまともなタイムを残していない時点でコースオフ〜ストップを喫してしまい、予選最下位という結果に。最後列からのスタートでは、原則としてピットインもないスプリントレースで小林可夢偉といえども大幅な挽回は難しかった。1周目の混戦下、最後尾発進になった37号車との軽い接触でノーズに手傷を負うなどもした決勝を小林可夢偉は18位で終えた。第2レースの予選Q1、小林可夢偉は1分15秒165で7番手通過。しかし、続くQ2では前日の予選と似た状況になってしまい、実質ノータイム。ただ今回は予選10位だり、充分にポイントゲットの可能性はあった。しかし、小林可夢偉は決勝スタートがあまり良くなく、1周目ピットイン車両がいたにも関わらず9番手でのオープニングラップ通過に。17周目に自身がタイヤ交換するまでには6番手へと見た目の順位は上がるが、ピットアウト後は前車のペースに抑え込まれる展開。レース終盤は14位走行となった。ポイント圏外確定の状況下、最後は次戦に向けてスタートを磨くためにピットイン、順位的には17位に下げてゴールした。小林可夢偉「今回、マシンのペース的なところでは、少し前進できたのではないかと思います。ただ、課題は予選とスタートですね。レース2の最後はポイントが狙えるポジションにはいなかったので、次に向けてスタートを良くするためにピットインしました。とにかく、予選とスタートをしっかり戦えるようにしていかないといけない、そう思っています。次こそは頑張ります」」