小林可夢偉は、スーパーフォーミュラ 第5戦 オートポリスの決勝レースで3位表彰台を獲得した。3番グリッドからスタートした小林可夢偉は、スタートで2位に浮上。ポジションアップを狙った小林可夢偉は何とか逆転を狙うが、巧みな中嶋一貴のライン取りもあり叶わず2位で周回しながら中盤戦へと進んでいった。
29周目にピットインした小林可夢偉は、給油でやや時間がかかったが、タイヤを4本交換してコースへ復帰。ハイペースで上位との差を詰める作戦に出たが、ペナルティで後退していたアンドレ・ロッテラーに追いつくと、これをかわせないまま周回を重ねざるを得ない状況となってしまった。その後、ペースが上がらない小林可夢偉は、石浦宏明にかわされ3位でフィニッシュ。今季2度目の表彰台を獲得した。小林可夢偉 (KYGNUS SUNOCO Team LeMans 8号車)「オートポリスではテストで少し走っただけで、レースを戦うのは今週が初めてだった。戦略については、誕生日ということで運も味方してくれるはずで、スタートで前に出られれば勝てると思っていた。というよりスタートに賭けた部分もある。朝のフリー走行の時点でのライバルの速さを見て、勝つにはチャレンジするしかないと思った。残念ながら結果的には上手く行かなかったが、健闘したとは思う。ピットアウト後、(アンドレ)ロッテラー選手のポジションが計算外だった。あれが無ければトップに追いつけたのではないかと思っている。頑張ってくれたチームスタッフに感謝している」
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