小林可夢偉は、ル・マン24時間レース本番を2週間後に控えたテストデーで全体のトップタイムを記録。しかし、『本当の勝負はこれから』と気を引き締める。昨年、残り3分でル・マン制覇を逃したトヨタ。19回目のル・マン挑戦となる今年、トヨタは3台体制で悲願の初制覇に挑む。6月4日(日)に行われた恒例のテストデー。トヨタの3台がトップ3を占めるという順調なスタートを切った。
テストデーの最速タイムをマークしたのは、トヨタ7号車を走らせる小林可夢偉だ。「順調なスタートを切ることができました」と小林可夢偉は語る。「僕たちは決勝レースを想定して改善を進め、納得いくレベルに仕上げることが出来ました。今日のラップタイムでは、テストデーでのこれまでで最速のタイムが出せたということで、競争力の高さを示すことが出来ました」「とはいえ、24時間という長いレースへ向けてまだやることはたくさんありますし、ライバルは強敵だということも分かっています」「本当の勝負はこれからです」