小林可夢偉が23XIレーシングに復帰し、2度目のNASCARカップシリーズに参戦する。ル・マン24時間レースのウィナーであり、2度の世界耐久選手権チャンピオンでもある小林可夢偉は、3月24日にサーキット・オブ・ジ・アメリカズでトヨタ・カムリXSEをドライブする。彼はカップカーでの経験を積みながら、ババ・ウォレスやタイラー・レディックとともに再び仕事をすることになる。
小林可夢偉は昨シーズン、インディアナポリスでカップデビューを飾った。彼は、シェーン・ヴァン・ギスベルゲン(ニュージーランド)、ブロディ・コステッキ(オーストラリア)、マイク・ロッケンフェラー(ドイツ)、ジェンソン・バトン(イギリス)、ダニエル・スアレス(メキシコ)と並び、このフィールドで活躍した6人の国際ドライバーのうちの1人だった。F1に75回出場している小林可夢偉は、波瀾万丈のレースの末、予選28位、決勝33位となった。小林は昨シーズン、キャリア初のカップ戦スタートに先立ち、NASCARに出場した理由を語った。「僕はNASCARを体験するためにここに来ましたが、同時に日本でのNASCARへの関心を拡大したいと思っています」と小林可夢偉はNBCスポーツに語った。「大きな可能性があると思っています」小林可夢偉には、F1で一度スタートを切ったサーキット・オブ・ジ・アメリカズでのレースで、NASCARの拡大に貢献するまたとない機会が与えられるだろう。3月のCOTAに参戦するゲストドライバーは小林可夢偉だけではない。元F1ドライバーのダニール・クビアトが23日(土)のXfinityレースにSSグリーンライト・レーシングから参戦する。彼は07号車シボレーをドライブし、キャリア2度目のXfinity参戦となる。F1キャリアで3度の表彰台を獲得したクビアトは、2022年にNASCARデビュー。チーム・ヘイズバーグ・レーシングからインディアナポリス、ワトキンス・グレン、シャーロット・ローバルでカップ戦に出場した。インディアナポリスとローバルではメカニカルトラブルでリタイアに終わった。クビアトは2022年にXfinityデビューも果たしている。サム・ハント・レーシングのドライバーとしてシャーロット・ローバルを走り、15位でフィニッシュした。
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