小林可夢偉がトヨタ7号車のドライバーが、念願のル・マン初勝利を振り返った。小林可夢偉は、2017年の予選サルト・サーキットのコースレコードを記録しており、今年も新たなハイパーカークラスで4回目のポールポジションを獲得するなど、7号車は、過去数年に渡り、この伝統的大イベントで最速を誇ってきたが、勝利を逃してきた。
しかし、マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスの3名が駆るGR010 HYBRID 7号車は、2021年のル・マン24時間レースでついに表彰台の中央に立った。シリーズのディフェンディングチャンピオンである7号車は2021年のル・マン24時間レースを、ポールポジションからスタートし、24時間で走り抜いた371周の大半をリードして、トップでチェッカーを受けた。小林可夢偉は「ル・マンの勝者としてここにいるというのは、最高の気分です」とコメント。「ここに到るまでに、何年も何年も、様々な経験を経てきましたし、その中には本当に辛いものもありました。ル・マンに勝つためには運が必要だと常々感じていましたが、今日も運が必要でした」「最後は走り続けるために、特別な操作をしなくてはなりませんでした。終盤の7時間は、生き残るために死力を尽くして戦う必要があり、とても難しい作業でした。通常であればそこでレースは終わりでしたが、チームが本当によくやってくれて、正しい判断で導いてくれたおかげで、なんとか最後まで走りきることができました」「チームメイト、車両担当やエンジニアはみんなこのレースウィーク、素晴らしい仕事を成し遂げてくれました。彼ら全員に感謝します。マイク・コンウェイは「大変なレースでした。最後の6時間は、車両に問題があり、それが重大なトラブルに繋がりかねないことをよく分かっていました。しかし、チームが解決法を見出してくれたことで、最後まで走り続けることができました」と語る。「1-2フィニッシュは彼らの努力の結果です。苦労しただけに、本当に格別な勝利です。このル・マン24時間というレースは、決して容易ではありません。首位を快走していても、いつ何が起こるか分かりません。多くのスティントを走り抜き、ずっとハードワークをこなしてくれたチームメイトと、懸命な努力で支えてくれたドイツ・ケルンと日本の仲間のおかげでこの結果を勝ち取ることができ、本当に感謝しています」「これでようやく肩の荷が下りたので、勝利の味をじっくりと噛みしめたいと思います」ホセ・マリア・ロペスは「ここ数年、我々にとってのル・マンは本当に厳しい戦いが続いていたので、やっと勝つことができたことは夢のようで、信じられません」と語る。「我々は何年もこの偉大なレースに挑んできましたが、なかなか勝つことができませんでした。それらの経験があればこそ、今日の勝利は本当に格別なものになりました。マイクと可夢偉は私にとって兄弟のような存在ですが、彼らはひとたびレースカーに乗れば、信じられないようなパフォーマンスを見せてくれます」「もちろん我々をバックアップしてくれる日本とドイツ・ケルンの仲間が居てこその結果であり、我々は今日栄光を手にすることができましたが、それは彼らなしでは成し遂げられませんでした。本当にありがとう」
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