小林可夢偉が、2018年のル・マン24時間レースの決勝にむけた意気込みを語った。今年でトヨタとの4度目のル・マン24時間レース挑戦となる小林可夢偉。昨年は予選でコースレコードを更新する驚速ラップを記録し、スタートから10時間にわたってレースをリードするも、LMP2ドライバーの問題行動をマーシャルの指示と勘違いしてスタートとストップを繰り返したことが原因でクラッチ故障によってリタイアを喫した。
今年は2番グリッドからマイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスとともにル・マン24時間レースをスタートする小林可夢偉は、とにかく完走することが最優先だと語る。「2018年のルマン。日曜日の3時ごろ、僕たちがどこでチェッカーを受けるか、僕自身、非常に楽しみにしています。と同時にたぶん、皆さんも楽しみじゃないかなと思ってます」と小林可夢偉はコメント。「まだ僕らはレースが始まってません。正直、本当に勝ちたいという気持ちはここ数年変わらずで、毎年毎年増えてる一方ですが、本当に今年はなぜか“亀”でいいと心の中で思っています」「ゆっくりでもいいから、トラブルなしで、まずチェッカーを受けれることを心からやれたらいいなっていうのが、なぜか今年の目標です。正直、勝つ、勝てないというより、それが自分のなかの一番大きなチャレンジです」「そこを考えながら、最終的に24時しっかりトラブルなしで走って、チェッカーを受けて、そこで一番上というのを目指せれば嬉しいなという思いでこの24時間を戦いたいなと思います。ですので24時間の日曜日の3時ごろ、僕がどこにいるか、皆さん楽しみにしておいてください」「そして、7号車、8号車、どっちが勝っても僕は心から嬉しいと思います。それはここずっと勝てなかった思いというのが、本当にトヨタのために報われたが、それが本当に僕の光栄なことであり、ここで皆さんが見てくれている意味もあると思うので、是非、日曜日の3時、現地時間3時ですね、日本時間夜10時、しっかり皆さん、見届けてください。応援よろしくお願いします」関連:【ル・マン24時間】 トヨタ 7号車のリタイアはLMP2ドライバーが原因? - 2017年6月21日
全文を読む