小林可夢偉が、GP2アジアのチャンピオンに輝いた。同シリーズでは初の日本人チャンピオンが誕生した。トヨタF1チームのサードドライバーを務める小林可夢偉。25日(土)に行われたGP2アジアシリーズ最終戦バーレーンGPの第1レースで、ポールポジションからスタートした小林可夢偉は4位でフィニッシュ。
その結果、総合ポイントで2位に21ポイント差をつけ、シリーズチャンピオンに決定した。小林可夢偉「正直ほっとしている。今日はスタートで出遅れたが、アジアシリーズチャンピオンを獲得することを目標としていたので、特に焦らずレースができた。単発で勝つことはできても、悪い時も粘って対処し、シリーズを通して戦い抜くことは大変だ。その意味で充実感はあり、チームには大変感謝している。さらに、今年の最大目標であるGP2メインシリーズでのチャンピオン獲得に全力を尽くす」山科忠(TMG会長 兼 チーム代表)「GP2アジアシリーズのチャンピオンシップを獲得できて本当に良かった。おめでとうと言いたい。ヨーロッパに戻って、GP2メインシリーズでも良いレースを戦ってほしい。今日のチャンピオン獲得は、サードドライバーを務めるトヨタF1チームとしても喜んでいる」
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