小林可夢偉が、過去にザウバーにホンダエンジンの獲得を打診していたことをチーム代表のモニシャ・カルテンボーンが明かした。マクラーレンとホンダは、2016年にレッドブルにエンジン供給を供給することを拒否。ロン・デニスは、その理由として、スケジュール的にホンダが十分なパーツを造ることは不可能だったと説明している。
しかし、ジャン・トッドとバーニー・エクレストンは、2017年以降にホンダに他チームにも供給するようプレッシャーをかけている。マクラーレンの情報筋によると、ロン・デニスが、将来的にザウバーをホンダの第二の供給チームにすることを検討しているという。マクラーレンはザウバーを直接的なライバルとはみなしていないという。ザウバーのチーム代表モニシャ・カルテンボーンは、最近のF1委員会でザウバーのエンジン状況については一般的な議論しかなされなかったが、長期的には選択肢はオーブンだと認めている。「我々全員が集まったそのミーティングではエンジンについて多くの話がありました」とモニシャ・カルテンボーンは Motorsport.com> に述べた。「その前後関係で、我々は自分たちのエンジン状況についても話しました。我々は、現在は縛られているが、常に全てのオプションをオープンにしておくべきだと話しました。エンジンサプライヤーはもっと多くのチームに供給しなければならないというもっと大きな話し合いもありました」「我々にはフェラーリと長期にわたる関係があります。それは良い関係です。ですが、2〜3年、4年でどうなるかは誰にもわかりません」興味深い話として、モニシャ・カルテンボーンは、過去に小林可夢偉とホンダから供給を受けることについて話をしたと認めた。「かつて我々はホンダを獲得することを考えたこともありました。ホンダからのアプローチがあったわけではありませんが、小林可夢偉が我々に尋ねてきたのです。それが昨年だったか、その前年だったどうかは聞かないでほしいですが、そういった流れの話がありました」小林可夢偉は、2010年から2012年までザウバーからF1参戦。その後、一年間、AFコルセからWECに参戦したあと、2014年にファンから資金を集めてケータハムのシートを獲得。今年は日本に戻り、スーパーフォーミュラに参戦した。