小林可夢偉は、F1ハンガリーGPの金曜フリー走行を19番手タイムで終えた。小林可夢偉 (ケータハム)「チーム全体としてここしばらくなかったいい金曜日でした。走る度に状況が改善されていきました。直接のライバルに対してもかなり戦えそうです。チームとルノー双方からの信頼性があったことが一番で、いい金曜日を過ごせてよかったです」
「チームメイトと同じように、僕のフリー走行1回目の最初の走行はまったくグリップがありませんでした。前後のブレーキが簡単にロックしてしまうので、2回目の走行に向けてかなりクルマに手を加えた結果、その走行で少し状況がよくなりました。ただグリップレベルが低すぎたので、バランスを判断することはできませんでした。オーバーステア傾向からアンダー気味になったので、さらにメカニカルと空力両方に手を加えました。それからだいぶタイムが出てくるようになりました。1回目のセッション終了時には路面がグリップするようになり、ようやくクルマのバランスについて感じられるようになりました。さらに大事だったのはセッションを通じてノートラブルで予定していたプログラムをすべて走れたことです。フリー走行2回目は、ミディアムタイヤで走りはじめましたが、かなりアンダーステアが強く感じました。さらにメカニカルな変更を行い、バランスは少し改善されました。ただ、セカンドランのアタック中にスピンしたのでピットに戻り、今週末初めてのソフトタイヤに履き変えました。クルマの感触は間違いなくソフトタイヤのほうがミディアムタイヤよりも良かったです。ロングランでもタレが少なかったので、決勝レースの戦略の幅が広がりました。明日と日曜日も今日のパフォーマンスを維持して予選と決勝を全力で戦います」
全文を読む