小林可夢偉は、F1カナダGPの予選を20番手で終えた。予選に向けてギヤボックスを交換しているため、明日の決勝レースはグリッド降格のペナルティを受けてスタートになる。小林可夢偉 (20番手)「フリー走行3回目は昨日よりもいい形で始まりました。タイヤのウオームアップもよかったし、ブレーキングの問題も改善されていました。昨晩の仕事がうまくいったと思います。まだトラクションやシケインでのアンダーステアなどの課題がありますが、全体的によくなっていました」
「予定通りのプログラムを走っていましたが、最後のパフォーマンスランの時、ギヤボックスに問題が起きクルマを止めなければなりませんでした。昨日のフリー走行2回目で、マーカスのクルマに起きたトラブルに似ています。予選に向けて昼休みの間にメカニックがなんとかクルマを直してくれました。予選はスーパーソフトで2回出走しましたが、セッションの最後に赤旗が出たため、タイムアップが出来ませんでした。クルマはフリー走行3回目よりも改善され、バランスも良くなっていました。最後のアタックは、最初のコーナーふたつでコンマ数秒タイムアップしていましたが、赤旗で中断せざるをえず20番手でした。ギヤボックス交換のペナルティがあるのでグリッド最後方からのスタートになります。とにかく僕にできることは、チームみんなと同様に最後まで戦うことです。厳しい週末になっていますが、前回のレースのようになにが起きるか分かりませんので、明日はそうした時に、しっかりとモノにできるポジションにいなければなりません」関連:F1カナダGP 予選:ニコ・ロズベルグが2戦連続ポールポジション
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