小林可夢偉は、F1オーストラリアGPでスタート直後のクラッシュに対しての批判に反論した。小林可夢偉は、F1オーストラリアGPのスタート直後の1コーナーへの進入でマシンを止められず、フェリペ・マッサを巻き込んでリタイアを喫した。事故直後は小林可夢偉も謝罪し、ぶつけられたフェリペ・マッサも“出場停止もの”の行為だと怒りを露わにしていた。
だが、その後の調査で小林可夢偉のマシンのリアブレーキが故障してまったく機能していなかったことが発覚。スチュワードも小林可夢偉には非はないとして、ペナルティなどは科さなかった。小林可夢偉も「システムトラブルでリアのブレーキ0でした。 怪我しなかっただけでもラッキーです」と状況を説明していた。だが、視聴者には小林可夢偉のミスと映り、Twitterでは非難が声が寄せられた。それに対し、小林可夢偉は「Twitterで批判する人がいるけど、リアブレーキなしてどうやってクルマを止められる?と逆に聞きたいです。クルマを押し戻すために飛び降りればいいんですか?」と反論した。レース後のリリースでは「なにが原因でこのような問題が起きたのかしっかりと検証して対策したいと思います」と述べており、次戦ではクリーンなレースができるマシンをケータハムが用意することを期待したい。