小林可夢偉が、2014年のケータハムのシート争いの有力候補に浮上していると報じられている。ザウバーがラインナップを確定させたことで、残る2014年のF1シートは、ケータハムの2席とマルシャの1席のみとなった。Auto Motor und Sportは、小林可夢偉とGP2ドライバーのマーカス・エリクソンが、ケータハムのレースシート候補の中でポールポジションにいると報道。
「GP2ドライバーのエリクソンは、スウェーデンのグローバル企業から200万ドル(約2億円)規模の支援を受けている」と同紙は報道。また、小林可夢偉にはF1復帰を望む多数のファンから集まった募金を含め、600万ドル(約6億2,000万円)の資金があると報じた。今週、小林可夢偉がータハムのファクトリーで目撃されている。さらに、ケータハムのF1シート争いには、ハイメ・アルグエルスアリとポール・ディ・レスタも加わっているという。ケータハムのこの人気ぶりは、マルシャ残留を望むマックス・チルトンにとっては悪いニュースかもしれない。2013年にケータハムのドライバーを務めたギド・ヴァン・デル・ガルデとシャルル・ピックがチームを追われることがあれば、マルシャのシートに狙いを定める可能性がある。マックス・チルトンには保険会社大手Aonで大きな影響力を持つ父がいるが、マンチェスター・ユナイテッドのスポンサーを務めるAonは、サッカーへの関与に集中していくと噂されている。
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