小林可夢偉は、2013年のザウバーのシートを喪失。残りのシートは限られているが、小林可夢偉は“戦えるクルマに乗れること”を目標にしていると述べている。ザウバーは23日(金)、2013年の2人目のドライバーとしてエステバン・グティエレスを起用することを発表。ニコ・ヒュルケンベルグとグティエレスのコンビで2013年を戦うことになり、小林可夢偉はシートを喪失した。
小林可夢偉は22日(木)に募金サイト「KAMUI SUPPORT」を開設。このタイミングでの募集はザウバーの可能性はなく、すでに他チームと交渉していることを匂わせていた。現在、2013年の両方のドライバーを発表していないチームは、ロータス、フォース・インディア、ウイリアムズ、ケータハム、HRTがある。ウィリアムズは、パストール・マルドナドとバルテリ・ボッタスの起用が有力視されており、HRTはチーム存続の危機。残りの“戦えるチーム”はロータスとフォース・インディアンに絞られる。ロータスは、TOTALをスポンサーに持つロマン・グロージャンがおり、フォース・インディアは、エイドリアン・スーティル、セバスチャン・ブエミ、ハイメ・アルグエルスアリといったドライバーが候補に挙げられている。小林可夢偉はKAMUI SOPPORT開設に際して「来年、しっかり戦えるクルマに乗れることを目標に頑張る」と述べ、Twitterでは「全力で残り少ないシート獲得の支援お願いします。 あまり詳しい事など言えないですが、必ずシートはあります!」とF1チームと交渉していることを強調。ロータス、もしくはフォース・インディア加入というニュースが届くことを願いたい。関連:・小林可夢偉、2013年のF1シート獲得を断念。募金の受付も終了 - 2012年12月18日・小林可夢偉、F1活動資金の募金サイト「KAMUI SUPPORT」を開設 ・ザウバー、エステバン・グティエレスを2013年のドライバーに起用
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