2026年F1日本GP予選は、メルセデスがアンドレア・キミ・アントネッリのポールポジション、ジョージ・ラッセルの2番手でフロントロウ独占を果たし、鈴鹿でその速さを改めて示した。オスカー・ピアストリが3番手で続き、フェラーリ勢ではシャルル・ルクレールが4番手、ルイス・ハミルトンが6番手。マクラーレンとフェラーリがメルセデスを追う構図のなか、ピエール・ガスリーが7番手、アイザック・ハジャーが8番手に入り、中団でも見応えのある争いとなった。
一方で、マックス・フェルスタッペンは11番手に沈み、レッドブル・レーシングは苦戦が鮮明となった。アウディのガブリエル・ボルトレトとレーシングブルズのアービッド・リンドブラッドがトップ10入りを果たした一方、アストンマーティンはフェルナンド・アロンソ21番手、ランス・ストロール22番手と最後尾に沈んだ。各陣営のコメントからは、鈴鹿特有の難しさに加え、2026年型マシンのエネルギーマネジメントやセットアップの難解さに各チームが引き続き向き合っている現状が浮かび上がった。1番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)「ここ鈴鹿で今日ポールポジションを獲得できて最高の気分だ。本当に素晴らしいサーキットで走り、予選で限界までプッシュするのはとても楽しかった。マシンはFP3のときより少しナーバスで、簡単ではなかった。タイヤのオーバーヒートにも対処していたが、Q3では2本のしっかりしたラップをまとめることができた。ありがたいことに、僕たちのペースはP1を獲るのに十分だった。明日が楽しみだ。スタートが鍵になるが、僕たちは自分たち自身と、ターン1までに首位を守るために何ができるかに集中している。今夜はボノや他のエンジニアたちとそこに取り組み、できる限り準備を整えるつもりだ。うまくそれができて、クリアエアを確保し、金曜日に示したロングランペースを生かせればと思う。何ができるか見てみよう」2番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)「ガレージのこちら側にとっては、簡単な予選ではなかった。FP3の後で、クルマのバランスを取るために小さくて通常のセットアップ変更を行ったが、それでかなり運転しづらくなってしまった。オーバーステアとタイヤのオーバーヒートに苦しみ、その中でラップタイムを見つけるために走り方を調整しなければならなかった。フロントウイングのフラップもかなり大きく抜かなければならず、それも理想的ではなかった。これらのクルマはとても新しいので、そのセットアップ変更が僕たちの想定よりずっと大きな影響を及ぼしたのかもしれない。その課題がある中で、セッションをP2で終えられたのは悪くない結果だ。通常、ここ鈴鹿ではオーバーテイクが難しいので、スタートは重要になる。僕たちは発進を改善するために懸命に取り組んできたし、ターン1に向けて先頭で入れるようにしたい。とはいえ長いレースになるので、選択肢はいろいろあるはずだ」3番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「今日の予選はいいセッションだった。トップ3に入れて、先頭のチームに近づけたのは良かったし、全体として今日午後の結果にはかなり満足できる。週末を通して、僕たちはかなり良く見えていたと思うし、チームも毎日それぞれのセッションをうまく進め、適切にやれているので、それは喜ばしいことだ。まだメルセデスに匹敵するペースもグリップも明らかに足りていないが、近づいてきているし、それがコース上のパフォーマンスにおいて最も重要な点だ。今日はポジティブなことがたくさんあったし、フェラーリの前で予選を終えられたのも良かった。今夜はチームとしてさらに重要な前進を遂げるため、パワーマネジメントや最大限のパフォーマンスを引き出すことに取り組み、明日のレースに備えて引き続き懸命に作業していく」4番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「セクター2でスナップがあって少しタイムを失ったとはいえ、あの最後のラップにはあまり余地はなかったと思う。Q1とQ2はかなり良く見えたけれど、ライバルたちはQ3でさらに一歩上げてくるようで、僕たちはその差を詰めるために、彼らが何をどう違ってやっているのかを調べる必要がある。もしスタートが良ければ、それはポジティブなことだ。その後は前にとどまることに集中しなければならないが、スタートからフィニッシュまで相手と戦い続けなければならないので、それは難しくなるだろう。全力を尽くす」5番手:ランド・ノリス(マクラーレン)「P5には満足しなければいけない。この週末を通して起きたトラブルの数や、走れなかったラップ数を考えればね。これはいい結果だし、クルマの根本的なペース、そして起きたさまざまな問題を解決するために懸命に働いてくれたチームの功績だ。難しい週末だった。ずっと遅れを取り戻す展開で、一度も本当に快適なリズムに入れなかった。僕たちは間違いなく一歩前進し、ここではライバルたちに近づいているように見える。それはポジティブなサインだ。ただ、走行不足が準備に大きく響いたのは確かだ。レースに向けては後手に回っている。高燃料での走行がないから、クルマがどう振る舞うのか、レース距離でタイヤとバッテリーをどうマネージするのかを把握するのは難しい。望んでいるほどの自信はないが、クルマは速いし、オスカーがP3を取ったのは何が可能かを示している。今夜はできる限り学ぶために宿題をするつもりだが、多くは走りながら学ぶことになる。理想的ではないが、戦えるいい位置にはいる」6番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)「今日の予選は悪くなかった。望んでいた位置ではなかったが、クルマは時折いい感触があったし、いくつか励みになる兆候もあった。まだ引き出さなければならないパフォーマンスはたくさんあるし、僕たちは前進している。明日は前に向かって戦えることを期待しているが、前のクルマたちとはまだ大きな差があるし、やるべき仕事がたくさんあるのも分かっている」7番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)「今日の予選でP7を獲れてとても嬉しい。クルマからさらに多くのパフォーマンスを見つけ出すためにチームが本当にいい仕事をしてくれたので、改善を見つけてくれた皆に心から感謝したい。昨日はクルマにあまり満足していなかったし、自分の望むようにはドライブできなかったので、確実に多くの分析が必要だった。一晩でいい変更を加えることができ、フリー走行3回目ではかなり良く感じたし、予選前にもさらにいくつか微調整をして、週末で一番いい状態になった。だから本当に満足している。上位3チームの位置を考えれば、今日現実...