2023年F1第17戦日本GPが、9月22日から9月24日に鈴鹿サーキットで開催される。公式タイヤサプライヤーのピレリが2023年日本グランプリのタイヤについて解説した。ピレリは鈴鹿サーキットにC1(ハード)、C2(ミディアム)、C3(ソフト)の3種類のコンパウンドを持ち込む。先週、33度という最高気温が記録されたため、日本GPではいくつかのサプライズが起こる可能性がある。この状況が続けば、タイヤのデグラデーションが重要な要因となるかもしれない。
日本GPは天候に大きく左右されることが多かった。これまで4度(2004年、2009年、2010年、2019年)、豪雨や台風の影響で予選が日曜日の朝に行われた。2022年には1周目に雨が降ってレースが中断。3時間後に再開されたが、レースの最大許容時間(4時間)が設定されていたため、残り時間は45分しかなかった。ドライバーはインターミディエイトタイヤとフルウェットタイヤのみを使用し、合計28周を完了した。鈴鹿のアスファルトは、今シーズンのなかでも最高レベルの粗さと摩耗を特徴としている。摩耗とデグラデーションは、フリープラクティスでの走行プラン、そしてレース戦略を決定する重要な要素だ。F1世界選手権では、これまで36回の日本グランプリが開催され、そのうち32回がホンダのホームサーキットである鈴鹿で開催され、4回がトヨタのサーキットである富士で開催されている。最多優勝チームはマクラーレンの9勝で、最多優勝ドライバーはミハエル・シューマッハ(6勝)。1994年と1995年には、パシフィックGPも日本の英田サーキットで開催された。F1世界選手権ではこれまでに36回の日本グランプリが開催され、そのうち32回はホンダのホームサーキットである鈴鹿で開催され、4回はトヨタ傘下の富士で開催された。最多勝利チームはマクラーレンで9勝、最多勝利ドライバーはミハエル・シューマッハ(6勝)。1994年と1995年には、パシフィックグランプリも日本のTIサーキット英田(岡山国際サーキット)で開催された。日本グランプリでは11回新たな世界チャンピオンが誕生しており、最近では昨年、マックス・フェルスタッペンが2度目のワールドチャンピオンに輝いた。1995年にはミハエル・シューマッハもパシフィックGPで優勝し、2度目のワールドチャンピオンに輝いている。マリオ・イゾラ(ピレリ モータースポーツディレクター)「日本グランプリは、F1史上最も魅力的で過酷なコースのひとつ、独特の8の字レイアウトを有する鈴鹿で開催される。この歴史的なサーキットはドライバーのお気に入りであり、今日現在の非常に競争力の高いシングルシーターでのドライブは実にスリリングだ。横方向にも縦方向にも非常に大きな負荷がかかる鈴鹿は、ドライバーだけでなくタイヤにとっても過酷なコースだ。その負荷は4輪に均等に分散され、6kmの周回を通して、右コーナーが10回、左コーナーが8回ある。このようなチャレンジングな特性から、我々は2023シリーズのなかでも最もハードなタイヤ、C1、C2、C3を日本に持ち込んだ。今季からC2と旧C1(現在はC0)の中間に位置する新しいC1コンパンドが導入されたことで、昨年のセレクションと同じなのは名目上だけだ。金曜日には、全チームが来季のホモロゲーション化を目指してC2コンパウンドの新バージョンをテストする。この最新バージョンは、現行のC2よりもグリップが向上し、C1とC3の間のより中間的な位置づけになるはずだ。最初の2回のブリープラクティスセッションでは、通常の週末13セットに対し、各ドライバーに2セットのタイヤが追加される。今回のテストは2024年に向けた開発プログラムの一環であり、メキシコGP週末のでは新しいC4コンパウンドのトラックテストが行われる予定だ」
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