2024年のF1日本GPが鈴鹿サーキットで4月5日(金)~7日(日)に開催されることが決定した。F1の商業権所有者は、2024年のカレンダーを大幅に見直すことを計画しており、チームとすべての機材が現在利用しなければならない膨大な量の長距離フライトによって生じる二酸化炭素排出量を大幅に削減することを目的としている。
例年は10月に開催されていたF1日本GP。2023年は8年ぶりに9月開催(9月24日)となるが、この時期は常に雨に見舞われていた。4月は雨の心配は減りそうだが、新たに気温の問題が出てきそうだ。F1の社長兼最高経営責任者であるステファノ・ドメニカリは「日本と鈴鹿サーキットは何十年にもわたるFormula 1の素晴らしいパートナーであり、私たちのスポーツに対する貢献はとても特別です」と語った。「2024年から大会日程を9月から4月に変更することで、カレンダーをより効率的かつサステナブルなものにするという私たちのアプローチをサポートしてくださったホンダモビリティランド株式会社に感謝いたします」「私たちはシーズンスケジュールをロジスティック的により効果的なものにし、可能な限り不必要な移動を避けたい旨を明確にしています。一度にすべての変更を行うことはできませんが、主催者の皆様と共に、私たちは今後も正しい方向に進み続けます」ホンダモビリティランド株式会社代表取締役社長を務める斎藤毅は「この度Formula 1から世界転戦にともなう物流における温室効果ガス排出量の削減を踏まえた高効率な開催スケジュールの提案があり、F1日本グランプリの開催日程に関して協議を進め、持続可能な未来づくりを目指す当社のサステナビリティ基本方針にも合致することから、2024年のF1日本グランプリを4月に開催することに合意いたしました」と語った。「シーズン序盤の盛り上がりと暖かい春の気候の中で開催される新たな日本グランプリを、地域や行政機関の皆様と一体となって準備してまいります。どうぞご期待ください」
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