F1イタリアGPのスチュワードは、フリー走行3回目で不必要に低速で走行した恐れがあるとして審議対象となっていた7名のドライバー全員にお咎めなしとの判断を下した。フリー走行3回目では、終了間際にアタックラップ中だったルイス・ハミルトンが、最終コーナーへのアプローチで低速で走行していたマシンを回避するために芝生に2輪が出るという非常に危険なシーズンがあった。
そのインシデントに絡んだニコラス・ラティフィとロマン・グロージャン、さらにピエール・ガスリー、セルジオ・ペレス、ランス・ストロール、アレクサンダー・アルボン、カルロス・サインツの7名が審議対象となり、ルイス・ハミルトンとともにスチュワードによって召喚されていた。しかし、スチュワードは「ドライバーが完全もしくは主にインシデントの責任を負っていると判断することは不可能だった」と声明で述べた。「“キュー(順番待ちの列)”の最初のマシンに主な原因であると想定されているかもしれないが、キューでどれだけ前までを考慮すべきかを判断することは不可能であり、すべてのマシンがレースディレクターによって指定された最小タイムに準拠しているように見えました」「さらに、これは予選ではなくフリープラクティスだった。そのため、44号車(ハミルトン)がアウトラップでピットレーンに進入して、プラクティススタートを行うのは不合理ではありませんでした。「しかし、スチュワードは、フィールド全体がレースディレクターの指示を尊重し、さらに全速力でないときはレーシングラインから離れるよう最善の努力を払うことを期待している」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿 - 2020年 9月月5日午前5時11分PDT
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