レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、2025年F1ラスベガスGP決勝を6位でフィニッシュし、チームに4ポイントを持ち帰った。プラクティスでロングランのデータが得られないまま決勝に臨む難しい週末だったが、ハジャーは安定したペースで走り切り、中団上位の力を証明した。
決勝では序盤から5番手を走行し、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)の4位を追う場面もあった。しかし後半はシャルル・ルクレールとオスカー・ピアストリに先行を許し、最終順位は6位となった。ハジャーはレース後、次のように語った。「今日のレースには満足しているし、できることはすべて出し切れたと思う。プラクティスでロングランができなかったこともあって、レースは少し未知な部分があった。スタート前はもっとグレイニングが出ると予想していて、タイヤマネジメントをやや保守的に考えていたけれど、実際はフルプッシュの展開だった。チームがこの週末にやってくれた仕事を誇りに思うし、今年で一番いい週末だったと思う。FP1からミスをせず、必要なことを全部こなすことができた。それが4ポイントという形で報われてうれしい。残り2戦のカタールとアブダビは、僕たちのマシンにもっと合うサーキットだと思うので、自信を持って臨めるよ」チーム代表のアラン・パーメインはレース後、ハジャーについて次のようにコメントしている。「アイザックは素晴らしいレースをして、一切ミスをせずに走り切り、コンストラクターズ選手権において非常に価値のある4ポイントを持ち帰ってくれた。前を走るマシンと争うだけのペースはなかったが、前輪のグレイニングを避けつつ、後方のヒュルケンベルグとのギャップをしっかり管理し続けた」ハジャーの安定した走りは、レーシングブルズのポイント獲得とコンストラクターズ争いに大きな貢献をもたらした。
全文を読む