レーシングブルズは、アイザック・ハジャーがF1デビューイヤーで成功を収める上で重要な役割を果たしている特性を強調した。ハジャーは今年、F1の舞台で旋風を巻き起こし、ミッドフィールドでの一連の印象的なパフォーマンスから、多くの人々がマックス・フェルスタッペンのレッドブルでのチームメイトとして最も適任だと見ている。
シーズン後半戦に向け、フランス系アルジェリア人ドライバーは選手権13位につけており、22ポイントを獲得。今季これまでのベストリザルトはモナコでの6位だ。レーシングブルズ、アイザック・ハジャーを称賛新たに昇格したレーシングブルズのチーム代表アラン・パーメインは、ここまでのハジャーのシーズンに非常に感銘を受けているとし、特に困難な時でも冷静さを保てる点が、彼を他のドライバーと差別化していると語った。パーメインは、20歳のハジャーがうまくいかない時や他のドライバーに劣っている時、まず自分を見つめ直してペースを引き出そうとするのであり、クルマやチームを責めることはしないと説明した。「彼は、物事がうまくいかない時や、他のドライバーや他のクルマの方が速い時に、まず自分自身を見るタイプのドライバーだと思う。それは強みだ」「時にはパフォーマンスが出ていない時、少し不満を抱くことはあるかもしれないが、それでも集中して懸命に取り組んでいる。すぐにクルマやマリオ(ピレリのマリオ・イゾラ)のせいにすることはない」「彼が最初にすることは『自分は何を改善できるか?』と自問することだ。明るくいることも悪くないし、それはチームの士気を上げるが、彼はとにかく一生懸命働いている」F1での素晴らしいスタートにもかかわらず、ハジャーは最近やや足踏み状態にあるようで、直近5戦でわずか1ポイントしか獲得できていない。しかし2024年のF2ランキング2位である彼は、2025年ここまでに示したスピードから自信を得ており、シーズン後半戦への見通しについては前向きだ。「正直言って、持ち帰れるポジティブな点はたくさんある」とハジャーはF1公式サイトに語った。「クルマは戦える状態にあり、自分も速い。あとはそれを最も重要な場面でまとめるだけだ」「ここ数戦は非常に不運だった」「後半戦が良いものになるという兆しはすべてそろっている」