2018年のインディカー・シリーズ 第16戦の決勝レースが9月2日(日)にポートランド・インターナショナル・レースウェイでで行われ、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)がキャリア3勝目を挙げた。11年ぶりにインディカーが開催されたポートランド・インターナショナル・レースウェイ。予選20番手だった佐藤琢磨は、2ストップ戦略を選択。
粘り強い走りをみせた佐藤琢磨は、他のマシンのアクシデントによるイエローコーションなどで終盤にトップに立つと、その後はレースをコントロール。昨年のインディ500以来となるキャリア3勝目を挙げた。「予選は確かに順位は良くなかったんだけど、予選はまるでレースカーのようないい動きだったので、今日は予選のまんまでほとんど変えませんでした」と佐藤琢磨はコメント。「20番手といってもトップから数秒しか離れていないので、チャンスはあると思ってましたし、今日は2ストップで行けるというのはわかっていたので、1周目から燃料をセーブして、セントルイスではうまくいかなったけど、今回はイエローもうまく入ったし、戦略もよかったし、なにしろ、ピットストップも速かったし、1度前に出てからはレースをコントロールできたので非常にやりやすかったです」「最後、(ライアン・ハンターレイに)後ろコンマ5秒まで迫られたけど、彼が来るのはわかっていたし、プッシュ・トゥ・パスをうまく使いながら、なんとか1秒間くらいのギャップを保ってたので、それによって最後の数周は非常に緊張感のあるバトルだったと思うけど、楽しめたと思います」日本のファンの皆様、沢山の応援どうもありがとうございます@TakumaSatoRacer with a s/o to the fans back home#INDYCAR // #PortlandGP pic.twitter.com/Qa01xAw3be— IndyCar Series (@IndyCar) 2018年9月2日