2018年のインディカー・シリーズ 第14戦の予選が8月18日(土)にポコノ・レースウェイで行われ、ウィル・パワー(ペンスキー)がポールポジションを獲得。佐藤琢磨は10番手だった。オーバルコースといえば楕円、もしくは長円のレイアウトが一般的だが、ペンシルベニアの緑深い山間に作られたポコノ・レースウェイは三角形をしている。それだけでなく、3つのコーナーはどれも異なる半径で、コーナーにつけられたバンクも1つずつ違っている。3本のストレートも長さが1本ごとに違う極めてユニークなオーバルコースとなっている。
このように3つのコーナーの性格が明確に異なる上、全長が2.5マイルと長いことからスピードも非常に高いものが維持されるため、マシンのセッティングもドライビングも難しく、ポコノ・レースウェイには“トリッキー・トライアングル”というニックネームがつけられている。オーバルトラックでの予選は、各車が2周を連続して走行し、その平均速度をもとにグリッドを決定する。ポールポジションを獲得したのはウィル・パワー(ペンスキー)。平均速度219.511をマーク。通算53回目のポールポジション獲得となり、歴代2位のA.J.フォイトに並んだ。歴代1位はマリオ・アンドレッティの67回。2番手にはジェセフ・ニューガーデン(ペンスキー)、3番手にはアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)が続いた。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は平均速度216.863で10番手だった。2018 インディカー 第14戦 ポコノ 予選 結果PosNoDriverTeam Speed112ウィル・パワーTeam PenskeC219.51121ジョセフ・ニューガーデンTeam PenskeC218.802327アレキサンダー・ロッシAndretti AutosportH218.758428ライアン・ハンターレイAndretti AutosportH217.806522シモン・パジェノーTeam PenskeC217.76966ロバート・ウィッケンズSchmidt Peterson MotorsportsH217.612726ザック・ビーチAndretti AutosportH217.587818セバスチャン・ブルデーDale Coyne RacingH217.29695ジェームス・ヒンチクリフSchmidt Peterson MotorsportsH217.0091030佐藤琢磨Rahal Letterman Lanigan RacingH216.8631198マルコ・アンドレッティAndretti AutosportH216.6581210エド・ジョーンズChip Ganassi RacingH216.547139スコット・ディクソンChip Ganassi RacingH216.4101414トニー・カナーンAJ Foyt Racing C216.3281520エド・カーペンターEd Carpenter RacingC216.0251621スペンサー・ピゴットEd Carpenter RacingC215.1771719ピエロト・フィッティパルディDale Coyne RacingH214.3361815グラハム・レイホールRahal Letterman Lanigan RacingH215.2251923チャーリー・キンボールFucos RacinfC211.919204マテウス・レイストAJ Foyt Racing C211.6962159マックス・チルトンCarlinC209.5992288コナー・デイリーHarding RacingC208.951
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