2018年インディカー・シリーズの公式テストが10日(土)にアリゾナのフェニックス・インターナショナル・レースウェイで開催され、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)が総合トップでテストを終了した。昨年、日本人で初めてインディ500を制した佐藤琢磨は、今年はかつて所属したレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングに所属。ユニバーサルエアロキッドが導入された2018年マシンでの初の公式テストに挑んだ。
初日のプラクティス2を1番手、プレクティス3を2番手で終えた佐藤琢磨は、2日目のプラクティス4でのトップタイムをマーク。その勢いは夜間になっても変わることはなく、プラクティス5では2日間のテストの総合トップとなる189.855mph(19.3790秒)を記録してテストを終了した。レイホール・ラニガン・レターマン・レーシングとしても4つ全てのセッションでトップタイムをマークした。「オープンテストは大成功だったと言えます」と佐藤琢磨はコメント。「多くのことをこなして、多くのことにトライしました。僕たちは2日間を通してたくさんのことを学べたと思います。素晴らし車ですし、ドライバーにとってよりチャレンジングです。ローダウンフォースによって忙しくなっているのは確かです」「僕たちは予選シミュレーションとレーストラフィックでの走行をお子合しました。レイホール・レターマン・ラニガン・チームは本当に強いと思いますし、あと2つのロードコーステストを本当に楽しみにしていますし、セントピーターズバーグにむけて準備を整えられることを願っています」プラクティス5ではウィル・パワー(ペンスキー)が2番手、トニー・カナーン(AJフォイト)が3番手、ジョセフ・ニューガーデン(ペンスキー)が5番手とシボレー勢が続いた。全チームが参加する公式テストは今回のフェニイックスが唯一となり、今後はチームやメーカーのプライベートテストを経て、2018年のベライゾン・インディカー・シリーズは、3月11日(日)にフロリダのセントピーターズバーグで開幕戦を迎える。2018 インディカー 公式テスト プラクティス5 結果PosNoDriverTeam TimeSpeed 130佐藤琢磨Rahal Letterman Lanigan RacingH19.3790189.855212ウィル・パワーTeam PenskeC19.3878189.769314トニー・カナーンAJ Foyt Racing C19.4018189.63241ジョセフ・ニューガーデンTeam PenskeC19.4257189.399598マルコ・アンドレッティAndretti AutosportH19.4658189.008627アレキサンダー・ロッシAndretti AutosportH19.4729188.94079スコット・ディクソンChip Ganassi RacingH19.5152188.530822シモン・パジェノーTeam PenskeC19.5763187.942921スペンサー・ピゴットEd Carpenter RacingC19.6425187.3081019ピエロト・フィッティパルディDale Coyne RacingH19.6521187.2171115グラハム・レイホールRahal Letterman Lanigan RacingH19.6608187.134124マテウス・レイストAJ Foyt Racing C19.7169186.6011326ザック・ビーチAndretti AutosportH19.7560186.2321423チャーリー・キンボールCarlinC19.7681186.1771510エド・ジョーンズChip Ganassi RacingH19.7645186.1521659マックス・チルトンCarlinC19.8278185.5581788ギャリー・チャペスHarding RacingC19.9229184.6721820エド・カーペンターEd Carpenter RacingC19.9759184.1821928ライアン・ハンターレイAndretti AutosportH20.0313183.6732018セバスチャン・ブルデーDale Coyne RacingH20.0785183.241215ジェームス・ヒンチクリフSchmidt Peterson MotorsportsH20.0983183.060226ロバート・ウィッケンズSchmidt Peterson MotorsportsH20.1590182.509
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