日立製作所は、米国インディカー・シリーズにおいてチーム・ペンスキーとのスポンサーシップを2020年も継続することを発表した。グローバルな技術、電子機器、自動車機器事業を有する日立が2012年から開始したチーム・ペンスキーとの重要なパートナー関係を継続することに合意するものとなる。
日立は2020年シリーズでの8レースにおいて、ジョエフ・ニューガーデンのマシンのプライマリースポンサーになり、また、インディカー・シリーズに参加する他のすべてのチーム・ペンスキー車両のアソシエイトスポンサーになる。2020年の新たなスポンサーシップ契約のもと、日立契約ドライバー、ジョセフ・ニューガーデンは印象的な白と黒のカラーと日立ロゴで構成された車両No2号車にて2017年に続き2度目のシリーズ優を達成した。ロジャー・ペンスキー(チーム・ペンスキー会長)「これまで8シーズンにわたり共有した成功を礎とし、日立とのパートナーシップがさらに継続されることを誇りに思います。日立は当社のインディカー・プログラムの非常に重要なパートナーであり、われわれはレース以外でもPenske Corporationの多くの事業においてその技術とサービスを活用しています。」ジョセフ・ニューガーデン「日立とともに、素晴らしいシーズンを過ごすことができました。チーム・ペンスキーの全員が最終戦に勝つことを期待しています。日立が私たちのチームに提供するサポートは非常に価値があり、レース結果に反映されています。 2020年シリーズも日立と共にその勢いをさらに強化したいと思います。」日立は、インディカー・シリーズ車両に採用されたシボレーエンジンに直接燃料噴射システムを供給しており、2012年よりチーム・ペンスキーとのスポンサーシップを開始、チームのプライマリースポンサーとなった。日立がプライマリースポンサーとして最初に優勝したのは、2014年デトロイト戦、エリオ・カストロネベスによるものだった。以降、チーム・ペンスキーの重要なパートナーとして、インディアナポリス500の勝利を含む数々のレースでの勝利とシリーズチャンピオンシップに貢献している。東原 敏昭(日立製作所 執行役社長兼CEO)「2020年のインディカー・シリーズに向けて、チーム・ペンスキーとのパートナーシップを継続できることを嬉しく思います。このパートナーシップを契機として、日立とペンスキー社は、輸送・物流業界におけるイノベーションの創出を加速させていきます。ペンスキー社が持つ世界最高レベルの業界の知見と日立のIoTやデータ分析を活用したソリューションを組み合わせることで、社会やお客様の価値を向上させ、輸送・物流業界の発展に貢献します。」
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