チップ・ガナッシは、2018年のインディカー・シリーズを2台体制で挑むことを発表した。今年、チップ・ガナッシはインディカーで4台を走らせていたが、2018年は2台に減らすという決断を下した。4度のインディカー・チャンピオンであるスコット・ディクソンは、2018年もチップ・ガナッシに残留するが、もう一台に誰が乗るかは決定していない。
今年のドライバのうち、トニー・カナーンはAJフォイト・レーシングに移籍するとされているが、チャーリー・キンボールとマックス・チルトンが走らせていたクルマはなくなる。「我々は2018年に2台体制のチームに戻る。9号車はスコット・ディクソンだが、10号車に乗るセカンドドライバーについてはまだ決定していない」とチップ・ガナッシは声明で述べた。「この決定は、2つの選手権を運営するというコアビジネスに戻らなければならないと感じたことに基づいている」「多くの人々に影響を及ぼすため、厳しい決断だった。このようなニュースによって収縮が起こり、それにより多くの優秀な人材を放出しなければならない」「決定は決して軽いものではない。だが、我々のビジネスにとってベストなことだと感じている」「ビジネスオーナーとして経験する最も厳しいもののひとつだ。特に私のために頑張ってくれている人々のことを十分すぎるほど知っているからね」「我々は2018年に12回目のインディカー・チャンピオンを争う準備はできている」チップ・ガナッシが2台体制のみの参戦となるのは2010年以来となる。2018年のドライバー候補には、ポルシェでWECを戦っているブレンドン・ハートレーの名前が挙がっている。