ピエトロ・フィッティパルディが、7月29日に開催されるインディカー 第13戦 ミッドオハイオでデイル・コイン・レーシングからレース復帰を果たすことになった。2度のF1ワールドチャンピオン、エマーソン・フィッティパルディの孫であるピエトロ・フィッティパルディは、先週末のFIA 世界耐久選手権の開幕戦スパ6時間レースの予選でクラッシュを喫し、両足を骨折する怪我を負った。
その後、ピエトロ・フィッティパルディは、ほぼ2ヵ月間にわたってインディアナポリスでインディカーの医師テリー・トラメルの元で回復プログラムを進めてきた。ピエトロ・フィッティパルディは、17日(火)ミッドオハイオでインディカーのマシンで100周のテスト走行を完了。来週末にミッドオハイオで開催されるインディカー・シリーズの第13戦でレース復帰を果たすことになった。テストを終えたピエトロ・フィッティパルディは「戻ってきたという気分だね」とコメント。「もちろん、2か月半ぶりにクルマに戻った初日だったし、スピードを上げていくにはいつもよりも少し時間がかかった。もう少し長くかかると思っていたけど、すぐにスピードを上げることができた。レース週末にむけてセットアップに取り組んっで、前進を果たすことができた。今はそれなりのベースがあるし、レースをする準備はできている」「これほど酷い怪我をしたことはなかったので、時間枠がどうなるかはわからなかった。でも、みんなが僕が本当に早くに復帰できたことを喜んでくれている。もちろん、僕も本当に嬉しいよ」2017年の5月に行われたインディ500の予選で腰や骨盤を骨折したセバスチャン・ブルデーも8月にレース復帰を果たしている。「セバスチャンが最初にテスト復帰した場所もミッドオハイオだった。彼らは僕を励ましてくれた。どうやって怪我を治してくべきか、クルマに戻るまでにどのようなことをする必要があるかについて情報を与えてくれた。彼らはそのような経験を乗り越えてきたからね」復帰後の目標についてピエトロ・フィッティパルディは「良い結果を出したいと思っているけど、一番のゴールはとにかくベストを尽くして、チームと一緒に頑張って仕事をしていくことだ」とコメント。「彼らには感謝してもし切れない。僕たちは1戦しかしていないけど、全てのテストを通してデイル・コイン・レーシングのチーム全体との仕事を本当に楽しんでいたからね」「僕たちには良いパッケージがあるし、良い結果を目指したい。トップ5とか表彰台とかね。何が起こるかっはわからない。僕はできる限りプッシュしたいし、そのためにここにる。今後の5戦では全力を尽くすつもりだ」
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